建設業 実務経験の証明

建設業 実務経験の証明

専任技術者になるために

建設業許可を取得するための要件に、専任技術者の設置があります。許可を受けようとする建設業に係る建設工事についての専門的知識が必要であることから、一定の資格または経験を有した者(専任技術者)を設置しなければなりません。この要件を満たすために、国家資格又は実務経験で証明します。

 

専任技術者の要件

許可を受けようとする業種に対して、下記のいずれかに該当することが条件です。

①国家資格を有していること

②関連学科卒業の学歴があり、かつ、一定の実務経験があること

③10年以上の実務経験があること

 

①国家資格

専任技術者の資格一覧をご確認ください。

 

②関連学科の学歴

専任技術者の指定学科一覧をご確認ください。

 

③実務経験の証明(知事許可の場合)

実務経験を積んだ以前の勤務先が許可を取得していた場合は、証明書を発行してもらうことになります。その証明期間を裏付けるために、期間分の決算変更の表紙及び工事経歴書と、実務経験証明期間の常勤性を証明する資料(社会保険証の写しなど)により証明します。

◆実務経験証明期間の常勤性

①健康保険保険者証の写(事業所名と資格取得年月日が記載されているもの、引き続き在職している場合に限る)
②厚生年金被保険者記録照会回答票 ※事業所名記載必須
③住民税特別徴収税額通知書 ※期間分の原本提示
④確定申告書 ※期間分の原本提示
・専任技術者が法人役員の場合、確定申告書の表紙と役員報酬手当内訳書
・個人事業の場合は確定申告書の第一表と第二表

健康保険加入日の確認は、保険証の加入日で確認します。加入日より現在までの期間が証明期間に足りない場合は、②~④で合算して証明します。

 

許可要件の判断で迷ったら…

建設業許可の取得に向けて、ひとつひとつ丁寧に確認し、何が必要かお伝えしサポートいたします。まずはご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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