会社のお金に関する業務
会社のお金に関係する業務として、「経理部門」「会計部門」「財務部門」に分類できます。
それぞれの違いを簡単にまとめると、
■経理部門
事業活動に関する入出金の管理をする出納業務や日々の経費の精算や帳簿の記帳業務、記帳内容に沿って試算表や決算表を作成する集計業務がメインです。財務担当者や会計担当者に引き継ぐ書類の作成します。
■会計部門
企業の財務状況の把握のために、会計記帳から決算書、収支明細や財産管理などを報告する業務が基本的な仕事内容となります。 仕事内容を報告するのは経営者、金融機関、税理士・会計士など多岐に渡ります。
■財務部門
経理部門が作成した財務情報をベースに、予算の編成や資金調達など現在の会社の財務状況から今後の経営戦略を財務の視点から立案します。
この中で行政書士が行える業務としては、ビジネスの成長に不可欠な正確な数字の把握をサポートする「会計記帳」、ビジネスの将来の視点をもって資金繰りをサポートする「資金調達」があります。
新たに許可を取得し新しいビジネスを起業されるお客様への創業融資支援や、その事業を発展させるのに不可欠な資金調達に関するアドバイスや財務面のアドバイスを求められるケースも増えてきています。
資金調達にはさまざまな方法があり、どの方法が最適なのかは企業の状態にもよりますが、そもそも調達する必要があるのか、必要であるならどのような手段を検討するかの判断が重要です。
『資金調達力』のある企業体質を構築することは、極めて重要な経営課題と言えると思います。
会社のお金に関する業務を正確に把握し、日々のキャッシュフローに注目してみてください。
各種許認可はもちろん、法人設立や個人開業のサポートを専門的に取り組んでいます。